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岩屋観音とおしゃぶり婆さん


 指月殿の奥の鹿山を登ると、『岩谷観音とおしゃぶり婆さん』の石像があります。

昔々、子供ができなくて悩んでいた夫婦が、山の中でおばあさんの石像に出会い、この石像の優しい表情になぜか心惹かれ、「どうぞ私達に子宝を授けてください」と一心に祈ったところ、本当に珠のような子供を授かり、きっとこの石像が願いを叶えてくれたに違いない、と大変喜んだそうです。このことから、赤ん坊が口にするおしゃぶりにちなんでこの名前で呼ばれ、今でも子宝祈願に訪れる方があります。

登り口の目印が、指月殿の側にありますので、そこから山へ。
案内板には350mと書かれていますが、体感としては350mよりずっと長く感じます。山道で傾斜がかなりありますので、履き慣れた靴で、足元に気をつけて登って下さい。
途中で、本当にこの道で良いのか心配になりますが、分かれ道には案内板がありますし、ほぼ1本道なので信じて登って下さい。

(※一人で登ると途中で心細くなります、お友達やご家族と一緒に行かれることをお勧めします。)

鹿山の山頂付近に、岩をくり抜いて中に観音様と石像を安置した祠があります。

以下、案内板から。


この鹿山のことを正式には『塔の峰』と呼び、昔は『塔の峰の観音さん』または岩を削って石仏を安置してあることから『岩谷観音』とも呼んでいました。

 この下の谷の事を『観音洞』と呼び、谷から直接登山するのが本来の参道だったようです。

 正面は桂谷八十八ヶ所40番の石碑。右の祠には「おしゃぶり婆さん」と呼ばれる子宝子育ての神様が祀られています。赤子が口にするおしゃぶりが語源と言われ、左の石仏は母乳に恵まれるよう豊かな胸をしています。

 昭和初期までは、この山中にも老舗旅館の茶屋があって、鹿を飼ったり、湯治客が自然散策に訪れる私設公園でした。  中腹には六弓と呼ばれる矢場の広場があり、土地の子供が逗留中の幼い宮様と相撲に興じたり、まだ珍しかった自転車の競争をしたりしました。


 

 ▲おしゃぶり婆さんの石像と岩谷観音

隣にある桂谷八十八ヶ所 40番(薬師如来)の石碑には、毎年 桂谷八十八ヶ所の2日め、11月8日に巡礼が行われています。
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